カビ・湿気臭・虫食いなどのダメージが起きやすい季節でもあります。
さらに、空調が弱い施設だと搬出入の作業自体が過酷になり、想像以上にストレスがかかることも。この記事では、夏に衣類を安全に保管するための「施設の選び方」から「梱包・収納の手順」までを、実務目線でまとめました。
そして最後に、そもそも預けるべきか(断捨離という選択肢)も含めて、後悔しない判断基準を解説します。
結論:夏の衣類保管は「空調×湿度管理」がすべて

夏の保管で最優先すべきは、温度よりも湿度です。
衣類トラブルの多くは「汗や皮脂の残り」×「高湿度」×「通気不足」で発生します。
そのため、倉庫やトランクルームを選ぶ際は、次の条件を軸に考えるのが安全です。
- 空調あり(冷房・除湿が効く)、または温湿度管理の説明が明確
- 換気の仕組みがある(密閉しっぱなしの環境はリスクが高い)
- 清潔さ(カビ臭・埃・床の湿りなどがない)
- 害虫対策の有無(防虫施工や清掃頻度の説明がある)
まず知っておきたい:空調が弱いトランクルームは搬入・搬出がきつい
夏場の荷物運びは、施設の環境によって体感がまったく変わります。
空調が弱い(あるいは無い)倉庫タイプでは、室内が蒸し風呂のようになり、
段ボールや衣装ケースを運ぶだけで汗だくになりがちです。
とくに衣類は「軽そうに見えて、量が多い」「ケースがかさばる」ため、思った以上に往復回数が増えます。
その結果、預ける前の時点で疲弊してしまい、「そもそもこの作業をする価値があったのか」と感じる人も少なくありません。
だからこそ、夏の衣類保管では空調設備が整った施設を前提に選ぶのが現実的です。
施設の見学ができるなら、入った瞬間の温湿度感(ムワッとするか、カビ臭がないか)も必ず確認しましょう。
後悔しないための判断基準:預ける前に「断捨離」を検討する

トランクルームは便利な反面、毎月コストがかかります。
また、預けた衣類は「存在を忘れて着ないまま」になりやすく、結果として
お金を払って“使わない服”を保管しているだけになることもあります。
もし次に当てはまるなら、預けるより先に断捨離(整理)を検討するのがおすすめです。
- 直近1〜2年着ていない衣類が多い
- 「いつか着るかも」で取っている服が多い
- トランクルーム費用が家計の負担になりそう
- 保管しても取り出す機会が少ない(季節ごとに入替しない)
断捨離すると、整理整頓の効果が大きい
手放す前提で見直すと、クローゼットの容量が増えるだけでなく、
「今の自分に必要な服」だけが残り、毎日のコーディネートも楽になります。
結果として、保管コストも手間も減り、生活が整うのが大きなメリットです。
どうしても預けるなら:夏の衣類を守る「最小限の準備」

断捨離した上で、それでも保管が必要な衣類(礼服、コート、思い出の服など)がある場合は、
次の準備だけは必ず行いましょう。ここを省くと、夏は高確率でトラブルになります。
1)洗濯・クリーニングして「汚れを残さない」
カビや虫の原因は、湿度だけではありません。
汗・皮脂・食べこぼしなどの汚れが残っていると、保管中に変色や臭い、虫害につながります。
収納前に一度リセットするのが基本です。
2)完全に乾かす(生乾きはNG)
収納直前の“わずかな湿り”が、密閉空間では大きなカビリスクになります。
洗濯後はしっかり乾燥させ、可能なら室内干し臭が残っていないかも確認しましょう。
3)密閉しすぎない梱包+除湿・防虫の併用
衣装ケースや圧縮袋を使う場合でも、湿度が高い施設だと中で結露しやすくなります。
トランクルームの環境に合わせて、除湿剤・防虫剤を適切に使い分けるのが安全です。
可能なら、衣類は詰め込みすぎず、空気の層を残す意識で収納してください。
まとめ:夏の衣類保管は「空調のある施設」+「預ける前の整理」で失敗しない
夏の倉庫・トランクルームで衣類を安全に保管するには、何より空調(除湿)環境が重要です。
空調が弱い施設では、衣類の劣化リスクが上がるだけでなく、搬入・搬出作業そのものが過酷になりがちです。
また、トランクルームは便利な反面、費用がかかり続けます。
「預けるくらいなら、先に断捨離して整理整頓した方がよかった」と後悔しないために、
本当に保管が必要な衣類だけを残すところから始めましょう。
それでも保管が必要なら、洗濯・完全乾燥・除湿&防虫の3点セットを徹底し、
夏でも安心できる状態で預けるのが成功の近道です。




コメント