そんなときに便利なのがトランクルームです。
ただし、短期利用こそ料金の仕組みやサイズ選び、そして荷物移動の手配を理解していないと、想定外の手間や費用が発生しがちです。
本記事では、引越し目的でトランクルームを借りる際に押さえるべきポイントを「料金相場」「サイズ目安」「短期利用の注意点」の順で整理し、
とくに見落としやすい“荷物輸送は原則として自分で手配が必要”という重要事項まで、実務目線で解説します。
引越しでトランクルームを借りるとき、まず決めるべき3つ
失敗しないために、契約前に次の3点を先に確定させましょう。
- ① 目的:退去〜入居のつなぎ/荷物の一部退避/家具家電の仮置き など
- ② 期間:何日・何週間・何か月の短期か(最短利用期間や解約締め日に影響)
- ③ 荷物の量:段ボール何箱+大型家具の有無(サイズ選定の土台)
料金相場の考え方:短期利用は「月額+初期費用+解約ルール」で決まる
トランクルームの費用は、月額だけ見て決めると高確率でズレます。
引越しで使う場合は短期になりやすく、初期費用や日割りの有無、最低利用期間が総額を左右します。
- 月額料金:立地・広さ・屋内/屋外・空調/セキュリティで大きく変動
- 初期費用:事務手数料、鍵代・セキュリティカード代、保証料など
- 解約ルール:解約申請の締め日、翌月扱い、最低利用期間の縛り
とくに短期は「1か月分まるごと請求」「締め日を過ぎて翌月まで料金発生」などが起こりやすいので、
契約前に総額の見積もり(初期費用込み)を必ず出しておきましょう。

サイズ目安:広さは「段ボール数+大型物」でざっくり決める
サイズ選びは、余裕を見すぎると無駄、ギリギリすぎると出し入れが破綻します。
引越し用途では「全部預ける」のか「一時的に一部だけ逃がす」のかで最適サイズが変わります。
短期利用で失敗しないサイズ選定のコツ

- 段ボール中心:積み上げ前提で「高さ」を使えるか(天井高・棚の有無)
- 家具家電あり:搬入経路(ドア幅・通路幅)と「奥行き」を重視
- 取り出し頻度:頻繁に出すなら通路スペースが必要(詰め込みすぎはNG)
短期利用の注意点:契約よりも「運搬の手配」でつまずきやすい
引越し目的で見落とされがちなのが、荷物の移動(輸送)を誰がやるかです。
ここを誤解すると、スケジュールが崩れたり、直前で高額な手配になったりします。
重要:多くのトランクルーム運営会社は「荷物の輸送」を請け負えません
実務上、トランクルーム運営会社の多くは、荷物輸送に必要な「一般貨物自動車運送事業」の許可を取得していないケースがあります。
そのため、原則として荷物の運搬は利用者自身で手配する必要がある、という前提で計画を立てるのが安全です。
「預ける場所」だけ確保しても、運ぶ段取りが組めなければ意味がありません。
引越しの工程表に、トランクルームへの搬入・搬出を組み込む際は、運送手配までセットで検討してください。

荷物移動の手配でやること(チェックリスト)
- 搬入日・搬出日を決める(退去日・入居日・鍵の受け渡しと連動)
- 車両の手配(自家用車/レンタカー/引越し業者など)
- 搬入経路の確認(駐車場所、段差、エレベーター、台車の可否)
- 人手の確保(大型家具がある場合は特に重要)
- 時間帯の制限(施設の出入り可能時間、混雑時間)
引越しでおすすめの選び方:短期なら「立地」と「作業のしやすさ」を優先
短期利用では、月額の安さよりも移動のしやすさが総コストを左右します。
理由はシンプルで、搬入・搬出の回数や作業時間が増えるほど、人手・車両・手配費用が膨らむからです。
- 自宅 or 新居の導線上にある(移動距離が短いほどラク)
- 駐車しやすい(停められないと作業効率が激落ち)
- 台車・エレベーターの有無(屋内型は特に差が出る)
- 空調・換気(衣類や紙類があるなら優先度アップ)
まとめ:短期のトランクルームは「総額」と「運搬手配」を先に固めれば失敗しない
引越しでトランクルームを借りるなら、見るべきは「月額」だけではありません。
初期費用・解約ルールを含めた総額と、適正サイズを押さえたうえで、
最後に荷物の移動手配までセットで計画することが成功のカギです。
とくに重要なのが、トランクルーム運営会社が必ずしも輸送許可(一般貨物自動車運送事業)を持っているとは限らず、
多くのケースで荷物の運搬は利用者側で手配が必要という点。
ここを先に理解しておけば、直前のバタつきや余計な出費を防げます。
引越し工程に合わせて「いつ・何を・どう運ぶか」まで具体化し、スムーズに荷物の一時保管を進めましょう。




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